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保育園のお昼寝は必要?理由や目的について


保育園の一日のスケジュールにお昼寝が必ず組み込まれています。
そもそも何故お昼寝は必要なのでしょうか?
今回は保育園のお昼寝の目的について詳しく解説していきます。

保育園のお昼寝の目的とは

厚生労働省の保育所保育指針解説 には以下のように記されています。

午睡は、体力を回復したり、脳を休ませたりするものであり、乳幼児期の発達過程や一日の活動において必要なことである。
しかし、睡眠の発達には個人差があるため、3歳以上児においては、保育時間によって午睡を必要とする子どもと必要としない子どもが混在する場合もある。

年齢や性格、午前中の活動量によってお昼寝が必要かどうかは異なりますが、成長にとても重要であるとされています。
「お昼寝が長くて夜寝ない」といった声もありますが、それでも保育園のお昼寝の時間がなくならないのは、メリットがいくつも有るからです。

お昼寝のメリットとは

生活リズムを整える

三歳頃までの子どもにはお昼寝は必要とされています。
以降については、子どもの性格によって必要かどうか判断されます。
日中に睡眠時間を設けることで、帰宅後すぐに疲れて寝てしまう事を防ぐことができます。
そうすることで、一日の生活リズムを整える事に繋がります。

心身共にリフレッシュできる

子どもは日中の大半を保育園で過ごします。
疲れて眠くなると大半の子どもは機嫌が悪くなり、疲れや眠気からぐずってしまいます。
お昼寝をすることで、ぐずりを防ぎ、心身共にリフレッシュして過ごす事ができます。

また、眠気が強くなると、子どもに限らず大人でも集中力の低下が起き、怪我や事故のリスクが高まります。
お昼寝をすることで注意力低下を防止し、事故防止につなげることも出来ます。

お昼寝のデメリット

メリットをみてきましたが、お昼寝のデメリットも少なからず存在します。
お昼寝の適切な時間には年齢や個人差があり、決まった睡眠時間をとったとしても子どもによっては睡眠不足や過眠を引き起こしてしまいます。
そうなると、帰宅後の夜に眠れなくなってしまったり、睡眠が不足して転倒などの事故を引き起こしてしまう場合もあります。

また眠れない子どもは、「寝ないといけない」というプレッシャーに苛まれることも。
子どもによって必要とするお昼寝の睡眠時間やタイミングは少なからず異なります。
保育園では先生が管理してくれますが、お休みの日などは子どもをしっかりと観察して決めてあげると良いでしょう。

お昼寝は成長に必要不可欠なもの

お昼寝を全くさせないのではなく、適度に与えることが子どもの成長には大切です。
様々な理由から保育園ではお昼寝が導入されているのが分かります。
子どもの性格や成長度合などを考えてお昼寝は適度にさせてあげるようにすると良いでしょう。
また保育園のお昼寝時の子どもの様子など、心配事がある場合は、担当の先生に確認したり相談すると良いでしょう。

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