
保育園と幼稚園のそれぞれのメリット・デメリットとは?
子どもを預けたいと考え始めたら、まずはじめに候補に上がるのが「保育園」「幼稚園」でしょう。
保育園と幼稚園の違いについては、知ってるようで知らないことが多くあります。
これから園選びをはじめる方に向けて、今回は保育園と幼稚園のメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
保育園と幼稚園の違い
どちらも同じ保育施設にはなりますが、それぞれの役割は大きく異なります。
保育園
保育園の分類としては、福祉施設となります。
児童福祉法により、保育士の配置人数や設備の基準等が細かに定められており、厚生労働省が管轄しています。
就業している保護者に代わり、保育士が保育をする施設であるため、入園には様々な制限があります。
対象年齢については、0歳から小学校入学まで。
職員は保育士資格を保有しています。
認可保育園であれば、世帯収入によって保育料が変わり、年齢によっては保育料の無償化が適用されるのも特徴の一つです。
また幼稚園とは異なり、夏休みや冬休みといった長期休暇はありません。
その他、保育園に入園できる詳しい条件についてはこちらを御覧ください。
幼稚園
幼稚園の分類としては、教育施設となります。
小学校入学に向けて学習を行うことを主な目的としています。
学校教育法により定められており、文部科学省が管轄しています。
対象年齢も3歳から小学校入学まで、職員は幼稚園教諭免許を保有しており、保育士資格とは異なる免許となります。
昨今では幼児教育・保育無償化が適用されるようになりましたが、新制度に移行しない幼稚園では、月額25700円を上限に無償化の対象となります。
また保育園とは異なり、夏休みなどの長期休暇があるのも特徴の一つです。
保育園のメリット・デメリット
メリット
0歳の乳児から預けることができるため、子どもが小さいうちでも保護者の方が復職することができ、仕事をしている方の強い味方です。
長期休暇もないため、仕事に影響を受けないのも嬉しいポイントです。
また、衣服の着脱やトイレトレーニングなども行ってもらえます。
デメリット
入園にあたって条件があることや、地域によっては待機児童問題など、
入園したくても入園できないケースが多々あります。
その他、園で過ごす時間が長く、持ち物が多くなってしまうため準備にとても時間がかかります。
幼稚園のメリット・デメリット
メリット
保育園とは異なり、教育に力を入れているのが大きなメリットです。
最近では英語や音楽、体育など成長に応じで色々な教育をしてくれます。
家庭では教えにくい、礼儀作法や集団生活での基礎を幼稚園で身につけることが出来ます。
デメリット
保育園とは異なり、園行事が多い事が保護者への負担となる場合があります。
文化祭などの行事のほか、季節ごとの祭りやイベントが豊富に行われます。
準備に時間もかかるため、大きな負担と感じる方も少なくないでしょう。
最後に
保育園・幼稚園ともにメリット・デメリットがあります。
ライフスタイルに合わせて選択してみると良いでしょう。
新着コラム