
肉嫌いの子どもへの対処法
誰しも多かれ少なかれ食べ物の好き嫌いはあるでしょう。
ピーマンやトマト、人参、グリーンピースといった野菜が嫌いな子どもも多く居ます。
しかし肉が嫌いという子どもも少なくありません。
今回は肉が嫌いな子どもへの対処法を解説していきます。
嫌いな食品が多ければ、栄養バランスが偏ってしまう原因となってしまいます。
お肉嫌いで悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
子どもが肉嫌いの理由
肉嫌いの理由は人それぞれ異なりますが、主な理由をいくつかご紹介します。
生臭さ
牛や豚に限らず、魚も含めて生臭さを嫌う子どもは少なくありません。
大人に比べて子どもは食品に対してとても敏感です。
生臭さが苦手な場合は、臭み取りをしっかりとおこなってから調理するなどしましょう。
色
調理前の真っ赤な生々しいお肉の色が苦手という子どもも少なくありません。
また、牛や豚、鶏などの動物の生きていた頃の見た目を想像し、可哀想と感じる子どももいます。
食感
脂肪分の少ないお肉は、パサつきやすいため、脂身の多いお肉と比べると食感はよくありません。
子どもにとっては上手く噛むことができず、飲み込めない場合もあります。
鶏皮の柔らかい触感が気持ち悪く感じたり、豚の脂身や牛のすじなどが噛み切れず嫌いになるという場合も。
大人でもレバーやホルモンが苦手という方が多いように、子どもも肉の種類や部位によって反応が異なります。
パサつかないようにする調理法なども多くありますが、どうしても子どもが苦手な場合は、好きな部位に置き換えるなどするのが良いでしょう。
肉嫌いの子どもへの対処法
調理法を工夫する
肉が固くて噛み切れない場合、圧力鍋で煮ることで格段に柔らかく仕上げることができます。
豚肉や牛肉は短い時間では固くなりがちですが、長く煮込むほどに柔らかくなっていきます。
スロークッカーや電気圧力鍋など、火の面倒を見る必要のない調理器具を活用するのも良いでしょう。
生臭さの修理方法には様々な手法があります。
主なものとしては、
- 香味野菜と合わせる
- 調理酒や白ワインを一緒に調理する
- 牛乳に漬け込む
その他、カレーや味噌で煮込むなども臭みを減らす方法としてはおすすめです。
また調理前にキッチンペーパーで水分を拭いてあげるだけでも臭みを減らすことが出来ます。
他の食材に置き換える
調理法を工夫してもどうしても食べないという場合は、他の食材に置き換える事も検討しましょう。
お肉嫌いになると、主に以下の栄養素が不足します。
- 蛋白質
- ミネラル
- ビタミン
蛋白質であれば、魚介類や卵、大豆類からも補うことが出来ます。
ミネラルも豆類や蕎麦粉などからも摂取可能です。
ビタミンはフルーツはもちろん、ナッツにも豊富に含まれています。
このように肉が食べられなくても、その他の食材で栄養素を補う事が可能です。
お肉嫌いの原因を知ろう
- 特定の部位が苦手な場合は、部位を変える
- 臭みが苦手な場合は、臭みをとる
- 肉がどうしても食べられない場合は、他の食材で栄養素を補う
肉嫌いの原因を知ることで、対処法を考えることができます。
まずは、なぜ子どもが肉嫌いなのかを調べてみてはいかがでしょうか。
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