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子どもの嫌いな野菜の代替案


野菜嫌いの子どもは珍しくありません。

ですが、健康を考えたら栄養価の高い野菜は少しでも多く食べて欲しいもの。

子どもの嫌いな野菜には主に以下のようなものがあります。

  • ピーマン
  • トマト
  • しいたけ
  • 茄子

酸味や苦味、独特の香りが、子どもにとっては「美味しくない」と感じる原因となります。

子どもは「酸味・苦味」を腐敗物や毒物と認識し、本能的に避けると言われています。

無理に食べさせようとすると、トラウマになってしまい、大人になっても野菜を克服できない原因になりかねません。

無理矢理食べさせるのではなく、野菜を子どもが食べられる野菜に置き換えて対処するのがおすすめです。

栄養もしっかりと摂取でき、子どもの野菜嫌いを克服できるきっかけにもなります。

今回は子どもが嫌いな野菜の代替案をいくつかご紹介いたします。

代表的な野菜の代替案

ピーマン

子どもの嫌いな野菜の中でも、特に多いのが「ピーマン」ではないでしょうか。

ピーマンには独特の青臭さと苦味があります。

切り方を工夫することで、苦味を軽減することができますが、それでも食べられない場合は「パプリカ」に代替可能です。

パプリカはピーマン同様、β-カロテン、ビタミンB2、ビタミンC、食物繊維などの栄養素が含まれています。

ピーマンに比べて肉厚ですが、加熱することで食べやすくなるため、炒めものやスープに入れたり細かく刻んでピラフやチャーハンに入れると子どもも食べやすくなります。

トマト

トマトの中のドロっとした食感や青臭さ、酸味が苦手という子どもは珍しくありません。

しかし、現在トマトは種類が豊富で克服しやすい野菜の一つでもあります。

桃を始めとしたフルーツのように甘い高糖度トマトであれば、酸味も少なくとても甘いため食べられるという子どもも多いです。

また、ケチャップやトマトソースといった加工品であれば、酸味も抑えられており、食べやすくなります。

トマトには抗酸化作用のあるリコピンが豊富に含まれており、どうしてもトマトが食べられない場合は、スイカでも同じリコピンが摂取可能です。

種類や産地によって味が大きく異なるため、色々な種類のトマトを試してみるのが良いでしょう。

しいたけ

子どもに限らず、椎茸の柔らかい触感や独特の香りが苦手という方は少なくないはず。

生の椎茸は、紫外線を浴びることで、ビタミンDになります。

乾燥椎茸であっても、使用前に太陽にあてることで、ビタミンDが増加します。

またビタミンDには、カルシウムの吸収を助ける働きがあるため、積極的に摂取したい栄養素の一つです。

しかし、このビタミンDは他のキノコ類にも含まれているため、

  • しめじ
  • エリンギ
  • えのき茸
  • 舞茸
  • きくらげ

といった、他のキノコ類から試してみると、子どもが好むものを見つけることができるでしょう。

野菜や穀物、豆、イモ類にはビタミンDが殆ど含まれていないため、できるだけキノコ類から積極的に摂取したいところです。

茄子

柔らかい触感が苦手で食べられない子どもも多くいます。

茄子はビタミンやミネラルもさほど多くない野菜ですが、アントシアニンが豊富に含まれています。

  • ブルーベリー
  • ぶどう
  • 紫芋
  • 紫キャベツ
  • 赤玉ねぎ

上記のような野菜や果物にもアントシアニンが多く含まれています。

茄子がどうしても食べられない場合は、無理に食べさせるのではなく果物や他の野菜からアントシアニンを摂取するとよいでしょう。

野菜を上手く置き換えよう

栄養価をしっかりと把握することで、野菜を無理に食べさせなくても健康的な食事を子どもに与えることができます。

どうしても食べられない野菜がある場合は、無理矢理食べさせるのではなく、他の野菜に置き換えられないか考えてみると良いでしょう。

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