
乳幼児期の子どもがご飯を食べない時の対処法とは?
乳幼児期の子どもにとって、健康な体を育むために食事はとても大切です。
しかしながら、年齢が上がるにつれて、ご飯を食べないことが増えてきます。
- 好き嫌い
- 味付け
- 食べることが苦手
- 遊びに集中してしまう
色々な要因が考えられます。
今回は乳幼児期の子どもがご飯を食べない原因と対処法を解説していきます。
事前に原因を知っておくことで、実際にご飯を食べない時にスムーズに対処出来るようにしておきましょう。
子どもがご飯を食べない主な要因と対処法
好き嫌い
私達は舌にある味蕾(みらい)によって味を感じていますが、大人になると子どもに比べて味蕾が3分の1まで減少します。
子どもは大人よりも3倍味に敏感であるとも言えます。
子どもの頃はピーマンの苦味や、人参の臭み、グリーンピースの青臭さが苦手だったけれど、大人になると食べられるようになったという方も多いのではないでしょうか。
それは味蕾が衰えた事が原因です。
全く野菜を食べないのは体の発育に影響を与えてしまいますが、好き嫌いの原因をしっかりと理解してあげることで、無理に食べさせるべきかどうかを判断することができます。
同じ栄養価を摂取でき、子どもが好きと感じる食材と代替できないかなど考えてみると良いでしょう。
もしもピーマンの苦味や青臭さが苦手なようであれば、完熟して苦味や青臭さのなくなるパプリカに置き換えてあげると食べれるようになるかもしれません。
苦手な食べ物を少しずつ食べさせて、慣れさせるという事も可能ですが、どうしてもそれがストレスになり子どもの負担となってしまう場合は食材の置換を試してみてください。
味付け
上記でも述べたとおり、子どもの舌は大人よりも3倍味に敏感です。
そのため、味付けについても大人と子どもでは分けてあげる必要があります。
塩分はもちろん、辛味や苦味などについては子どもの許容値は低いため注意しておくと良いでしょう。
Oisixなどでは、子ども向けのメニューやレシピも提供されているため、子どもが好きな味を学ぶのにも最適です。
また保育士さんから子どもが残さず食べたメニューなどを聞いておくと、献立作成の役にも立つでしょう。
遊びに集中してしまう
- TVに集中してご飯を食べない
- 食べてる途中に遊びだしてしまう
- おもちゃや動物に目がいって食べるのを止めてしまう
ご飯を食べる時、子どもは大人と違って集中して食べるということができません。
そのため散漫になってしまいがちです。
無理に食べさせようとしたりすると、子どもにとってはストレスとなってしまい、ますますご飯を食べるのが嫌いになってしまいます。
無理に食べさせるのではなく、食べるまで待ってあげたり、食べるのが楽しいという雰囲気作りをしてあげると良いでしょう。
どうしても家庭では難しい場合、保育士さんなどに相談してみると良いでしょう。
子どもに食に関心を持ってもらおう
- 家庭菜園を通して食べ物に触れさせる
- 食べ物が題材の絵本を読み聞かせる
- 親子料理教室に通う
食に関心をもたせる方法は多くあります。
子どもに少しでも食に興味を持ってもらうことで、好き嫌いを減らすきっかけに繋がるでしょう。
子どもがご飯を食べないとお困りの方は是非試してみてください。
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