
幼稚園の習い事の費用はどれくらい?
子どもが幼稚園に入るのをきっかけに、習い事を始める家庭はとても多いです。
子ども向けの習い事もとても多く、音楽や運動・語学にいたるまで様々な習い事があります。
しかし、習い事に通うと必ず費用が発生し、家計を圧迫する要因にもなります。
今回は幼稚園児の習い事にかかる費用がどれくらいかについて解説していきます。
幼稚園児の習い事費用はどれくらい?
ベネッセが行った第3回 学校外教育活動に関する調査 2017によると年齢別の費用平均は以下の通りとなります。
3歳(未就園児):月3,200円
4歳(年少):月4,800円
5歳(年中):月7,900円
6歳(年長):月9,800円
年齢が上がるにつれて、習い事の費用も上がっていく事が分かります。
中には小学校受験なども控えており、塾に通わせる費用が含まれている事もあります。
逆に習い事をしていないケースも含まれているため、実際に習い事に通わせる場合は、平均よりも高くなることもあるでしょう。
習い事の費用については、地域差もあるため、子どもが習い事をしたいと言ったタイミングで調べてみると良いでしょう。
臨時費用も計算しておく
習い事は月謝だけでなく、以下のような費用がかかる場合もあります。
- 入会金
- 教材費
- 発表会・試合・合宿の参加費
- 設備費
- スポーツ保険等
- 交通費
サッカーや野球などですと、ユニフォームやスパイク等の道具などが必要となります。
音楽ですと、楽器はもちろん楽譜やメトロノームといった周辺機器にいたるまで、何かとお金がかかります。
月謝だけではなく、その他の臨時費用についても予め調べておくと良いでしょう。
習い事は何個がベスト?
- 体操教室
- 音楽教室
- 語学教室
といったように複数の習い事を掛け持ちしているご家庭もあります。
習い事が多くなりすぎると、遊びの時間が取れなくなり、負担になってしまうというデメリットもあるため注意が必要です。
では、幼稚園児にとってベストな習い事の数はいくつくらいでしょうか。
くらしHOW研究所の「園児の習い事」(2018年/全国)によると
幼稚園児の習い事の平均は1.1個となっていますが、2つ以上の習い事をしている子どもが32.8%にも達します。
習い事をしない子どもは34.7%、1つだけの子どもは32.5%という結果に。
この数値からみても、平均値は1.1ですが、複数掛け持ちする子どもも珍しくないことが見て取れます。
習い事に通わせたい場合は、事前によく調べておく
教育方針や子どもの興味によって、どのような習い事に通わせたいか変わるかと思いますが、お金の問題は切っても切り離せません。
家計を圧迫しないように、資産運用や支出の管理などをしっかりとすると良いでしょう。
事前にしっかりと調べることで、どれくらいの費用が必要か事前に把握することが出来ます。
家計に負担にならないように、予め計算しておくと良いでしょう。
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