
幼稚園登園拒否の主な理由と対処法について
子どもが登園拒否すると「嫌なことがあったのでは?」と不安になりますよね。
しかし、必ずしも園が嫌になって登園拒否しているわけではありません。
今回は主な登園拒否の理由と対処法について解説していきます。
子どもが登園拒否する理由と対処法について
入園してから間もない時期の登園拒否
入園して間もない時期は、保護者から離れる事に慣れておらず、泣いて嫌がることは珍しく有りません。
先生はこの状況を十分理解しているため、あまり気にせず送り出してあげましょう。
子どもによって慣れるまでの期間は様々ですが、園での生活に慣れてきた頃には自然と登園拒否も収まります。
逆に最初は全く泣かずに登園していた子どもが、1〜2週間ほど経ってから急に泣き出すというケースもあります。
保護者の方はびっくりされるかもしれませんが、珍しい現象ではないためご家庭でのフォローを大切にしつつも安心して見守るようにしましょう。
長期休み明け
長期休み明けは家にいる事に慣れてしまっているため、登園拒否をすることが多いです。
また長期休みの間に生活リズムが崩れてしまい体調を崩してしまうという事もあります。
その場合は登園時間を少なくするなど、リズムを整えるサポートを行うようにしましょう。
行事前
運動会やお遊戯会、発表会などの前は練習をたくさんする時期となります。
歌や劇、競技の練習など、集中することが多くなり活動量も増えるほか、クラスメイトとの共同作業となるため我慢することも必然的に増えてきます。
そのためストレスやプレッシャーなどがたまり登園拒否につながることもあります。
家ではしっかりと休ませてあげ、休日にはストレス発散になるように過ごさせてあげるなどサポートしてあげましょう。
また行事が終わればプレッシャーやストレスから開放されるため、スムーズに登園できるようになることが多いです。
嫌なことがある場合
時間が解決してくれる場合も多くありますが、当然園に理由がある場合もあります。
- 園に馴染めない
- 喧嘩した
- 給食が苦手
子どもによって登園拒否の理由は様々です。気になることがあれば一度先生に相談してみるのが良いでしょう。
すぐに解決する問題ではないこともあるので、長い目で見守るのも大切かもしれませんね。
しかし、先生自身に問題がある場合や園の風潮と子どもが合わない場合は、子どもに負担をかけている可能性もあります。
その場合は、転園も視野に入れて考えるのが良いでしょう。
子どもの気持ちを受け止めるのが大切
子どもの登園拒否には必ず理由が存在します。その理由は様々です。
子どもとしっかりと向き合うことで、登園拒否の理由や解決策が反映する足がかりになります。
どうしても登園拒否が解決しないという場合もありますが、少なくとも子どもと向き合うことで、子どもの心の支えにもなるでしょう。
登園拒否が発生した場合は、まずは子どもと向き合って話してみるのが良いでしょう。
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