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幼稚園の費用、いくらかかる?費用について詳しく解説します。


子どもが成長し、幼稚園に入園する年齢になったら、気になり始めるのが幼稚園の費用。
学校教育費はもちろん、給食費や学校外活動費、通学にかかる費用など、知って置かなければいけない費用がたくさんあります。

  • 幼稚園の年間費用を知りたい。
  • 幼稚園でかかる費用の内訳って?
  • 入園時以外にどんな費用が毎月かかるの?

今回はこのような幼稚園の費用に関する疑問にお答えしていきます。

幼稚園でかかる費用

まずは幼稚園にかかる年間の費用について解説していきます。
文部科学省の調査結果(平成30年度子供の学費調査)によると、1年間にかかる幼稚園の平均費用は以下の通りとなっています。

  • 公立幼稚園 22万3647円
  • 私立幼稚園 52万7916円

2019年10月からは、保育園・幼稚園・認定こども園などにかかる費用の一部が無償となっていることや、
地域によっては、所得や家族構成により、入園料・保育料に対する補助金が活用できます。
幼稚園の費用と合わせて、自治体の補助金についても調べておくと良いでしょう。

費用の内訳

内訳の中で一番費用がかかるのが幼稚園に支払う「学校教育費」

  • 公立幼稚園 12万738円
  • 私立幼稚園 33万1378円

公立と私立との間で、約2.4倍もの差があるのが分かります。
遠足等にかかる学校外活動費については

  • 公立幼稚園 8万3895円
  • 私立幼稚園 16万5658円

その他、子供の成長に大切な学校給食費についても、以下の通り約1.6倍の差があります。

  • 公立幼稚園 1万9014円
  • 私立幼稚園 3万880円

上記はあくまでも平均額となるため、具体的な金額については各自治体や幼稚園に問い合わせるよいでしょう。

幼稚園で毎月かかる費用

幼稚園の1年間にかかる費用について解説してきました。
ここからは、毎月かかる費用について詳しく解説していきます。

給食代

費用については各園によって異なりますが、必ずかかる費用は、7500円が上限と定められています。
給食を食べた日数分を支払う形となるため、登園日数が少ない場合は、7500円以下になる場合もあります。

副食費(おやつ代、おかず代)

給食費のうち4500円が、副食費(おやつ代、おかず代)がかかる費用となります。
副食費については、無償化の対象となっているため、年収360万円未満相当世帯もしくは第3子以降の子どもについては免除対象となります。

教材費

クレヨンや折り紙、粘土といった幼稚園で使用する教材にかかる費用です。
毎月500〜1000円ほどですが、幼稚園によっては年払いで徴収しているところや、保育料に予め含まれている場合もあります。

送迎費

送迎を行っている園では、月2000〜4000円ほどの費用が必要となります。
※送迎を利用する場合

PTA会費

PTA会費が毎月500円ほど必要となります。
保護者会の行事費等に充てられます。

その他の費用

上記以外の費用としては、以下のような費用が必要となるがあります。

  • 絵本代
  • おむつ代
  • 行事費
  • 光熱費
  • 教材費

特に光熱費に関しては、地域や季節によって差が大きいため、幼稚園に直接問い合わせるのが良いでしょう。

幼稚園の費用を理解しておこう

上記に上げた幼稚園の費用は公立・私立・地域によって学費は異なるため、あくまでも目安となります。
しかし、幼稚園にかかる費用の概要を知っているだけで、準備しておかないといけない金額を把握することができます。

2019年10月から開始した幼児教育の無償化や、自治体毎の補助金等と合わせて入園費についても、あらかじめ調べておくと良いでしょう。

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