
認定こども園の入園手続きとは?
保育園・幼稚園の両方の機能を持った「認定こども園」
その認定こども園の入園手続きは、保育園・幼稚園とどのような違いがあるのでしょうか?
今回は認定こども園の入園を希望している方に、手続きについて詳しく解説していきます。
記事の目次
支給認定
認定こども園の入園手続きは、保育園・幼稚園同様「支給認定」を受けます。
子どもの年齢や親の勤務時間・保育の必要性によって、認定区分が決定されます。
認定区分は1号認定、2号認定、3号認定と3つの区分に分けられています。
以下それぞれの区分に認定されると、認定証が交付されます。
1号認定
子どもの年齢:3歳以上
保育を必要とする事由:該当しない
利用可能な時間:4時間
申し込み:園に申し込む
2号認定
子どもの年齢:3歳以上
保育を必要とする事由:該当する
利用可能な時間:最長8時間または最長11時間
申し込み:市区町村に申し込み
3号認定
子どもの年齢:3歳未満
保育を必要とする事由:該当する
利用可能な時間:最長8時間または最長11時間
申し込み:市区町村に申し込む
4月入園の申込みの流れ
ここからは4月入園と仮定した場合の申し込みの流れについて解説していきます。
園によって多少のスケジュールの違いはあるかと思いますが、概ね同じ流れとなりますので参考にしてみてください。
1号認定の場合
9月〜10月
- 説明会
- 1号認定願書配布
10月〜11月
- 願書提出
- 面接もしくは抽選
- 入園決定
12月〜2月
- 入園説明会
- 健康診断
- 制服・入園用品、備品の購入
2月〜3月
- 体験入園
4月
- 入園
2号認定、3号認定の場合
- 市区町村に申込書を提出
12月〜1月
- 希望の園で見学
2月〜3月
- 入園承諾書・支給認定証を通知
- 入園説明会・健康診断
- 制服・入園用品、備品の購入
4月
- 入園
入園に必要な書類
入園にあたって以下の2点の書類が必要となります。
- 入園申込書
- 支給認定申請書
また2号認定、3号認定の場合は、家庭状況届の提出が必要です。
提出書類の内容や名称については園によって異なるため、入園前に確認しておきましょう。
まとめ
認定こども園は、まだ新しい施設のため、戸惑う方も多いかと思います。
しかし教育と保育が一緒に受けられる、働き方が変わっても転園しなくても良いというメリットが沢山あります。
2015年以降新制度上の認定こども園へのシフトが進んでいることもあり、認定こども園の数も増加傾向にあります。
子どもの預け先を検討されている方は、是非認定こども園も合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
新着コラム