
あまり知られていない認可外保育園のメリット3選
子どもの保育園を選ぶ際、まずは認可保育園か認可外保育園どちらにするかを決めると思います。
その中でも認可外保育園というのは、親の就労を問わなかったり送迎バスや習い事のオプションがあるなどいくつかの特色があります。
そこで今日は、認可外保育園のメリットについて解説します。
認可外保育園って?
認可外保育園は、児童福祉法の基準を満たしていない保育園のことを指します。
児童福祉法では「認可外保育施設」という名称であり、保育方針やサービス内容など運営形態はその保育園によって異なります。
「基準を満たしていない」と聞くと不安に思うかもしれませんが、都道府県ごとに定められた保育園の基準を満たしており各知事からの開設の許可は受けています。
2017年度の時点で国内にある認可外保育園の数は9,666箇所と厚生労働省が発表しています。
認可外保育園のメリット
認可外保育園にはたくさんのメリットがあります。
その中でも特に大きなものを3つ紹介します。
保育理由は問わない
認可保育園では、親の就労の有無や子どもを預ける優先順位が低いと入園は難しいですが、認可外保育園では園との直接契約なので定員に空きがあれば就労していなくても入園できることが多いです。
幼児教育に力を入れている
認可外保育園は幼児教室やインターナショナルスクールなど多種多様な運営母体があるので、園によっては早くから英語や知育などに力を入れているところがあります。
その他、ピアノ演奏、絵画、水泳、モンテッソーリ教育など園によって教育方針があるので希望に合わせて探してみましょう。
親の負担が少ない
認可保育園の場合は、オムツや着替えの用意、名前書きや検温など園としての規則やルールが多いです。
もちろん他の子どもや保護者の方、園のためにルールが設けられているのですが、働いている親からするとやるべきことがたくさんあり大変です。
週末のお昼寝布団セットの持ち帰りや延長保育の事前申し込み、平日の参加行事なども親としては負担になります。
一方で、認可外保育園なら基本的に働く家庭のために入園に必要なものを用意してくれたり、着替えも洗濯してくれたりとそのサービス・サポートには魅力があります。
平日に参加する行事などもほとんどありません。
認可保育園と認可外保育園で迷ったら
ここまで認可外保育園のメリットについて解説しましたが、認可か認可外で迷うこともあるでしょう。
認可保育園は費用の面で安かったり、場所が近かったりとメリットがありますが、就労有無が求められ預けたくても預けられなかったり、教育方針的に不十分だったり子どもの立場を考えるとベストな選択肢とはいえない場合も多いのが現状です。
それなら、空きさえあればどんな状況でも保育可能でご自身の家庭の教育方針に合った認可外保育園を選ぶ方が子ども、そして親の負担を考えてもメリットが多いと思います。
様々な認可外保育園があるので、一度調べてみると良いでしょう。
今日は、認可外保育園のメリットについて解説しました。
認可外保育園には多くのメリットがあるので、ご自身そして子どものために最適な保育園を選んでください。
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