【実際に見ないとわからないこと】
園児の様子や設備の様子は、実際に目で見ないとわからないですよね。必ずチェックするようにしましょう。
- ・先生が子どもたちと接している様子
- ・子どもたちが伸び伸び楽しそうに過ごしているか
- ・1クラスの人数
(先生の目が行き届いているかどうか、人手は足りていそうか) - ・園庭やプール、遊具の有無
- ・設備や備品は整っているか(きれいに保たれているか)
- ・体を動かして、運動遊びや外遊びがされているか
初めてで分からないことだらけの子育て、そして保活。「保育園選びでは、何を重視すればいいの?」近年は特に東京都など都市部で、保育園の不足と待機児童の問題が話題になっています。しかし地方では、少子高齢化が深刻な地域も多く、子育てしやすい環境をアピールする市町村がクローズアップされることも。今回、未就学児を育てる保護者が、子どもの受け入れ先を探すときの注意点や、保育園選びのポイントについてご紹介します。
保育園は厚生労働省の管轄です。学校教育法が根拠法令になっている幼稚園と児童福祉法が根拠法令になっている保育園では、根本的に目的や方針が違うことを知っておきましょう。
また、0歳児から入園できる保育園は、もともと保護者の就労などを理由に保育を必要とする児童を預かる施設です。このため、保育時間が7時くらいから18時くらいまでと長めであるのが特徴です。
一番特徴的と言えるのが、認可保育園と認可外保育園に別れている点です。
認可保育園と認可外保育園にはどんな違いがあるのか知らない方もいるかもしれません。端的に説明すると、市区町村からの認可を受けている保育園か、そうでない保育園かということです。しかし、他にも異なる点はさまざまあります。今回は、補助金制度や無償化の範囲などから、認可保育園と認可外保育園の違いについて解説します。
認可保育園は、法律上では「保育所」という名称で、一般的に「認可保育施設」と呼ばれています。 国が定めたさまざまな設置基準をすべてクリアしており、市区町村から認可を受けた施設です。十分な保育を受けられない0歳から小学校入学前までの乳幼児を受け入れ対象としており、厚生労働省管轄の「児童福祉施設」となります。
認可外保育園は、緩やかな基準が設けられている保育施設のことを言い、一般的に認可外保育施設や無認可保育園と呼ばれることもあるようです。一定の水準を満たしていないため、認可を受けられない、またはあえて受けていない施設もあります。しかし、認可外保育園は無認可であるがゆえに、保護者の多様化するニーズに応えている施設が多いようです。
認可保育園 | 認可外保育園 | |
---|---|---|
設置基準 | 厚生労働省が定める基準を満たしている | 厚生労働省が定める基準を満たしていない |
補助金 | 国からの補助金あり | 国からの補助金なし |
保育料 | 各市区町村への支払い | 施設へ直接 |
無償化の範囲 |
対象となる子ども
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対象となる子ども
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対象となる施設
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対象となる施設
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毎日の送り迎えに、日中の過ごし方、お友達の数と遊具や施設の広さ……。大切な子どもへの保育をより安心して任せられる環境を考え始めたら、その条件や思いは尽きないでしょう。どのように保育園を選べばよいのか、見るべきポイントを明確にしていくと、保育園を絞り込みやすくなります。
子どもが毎日通うことになる保育園までの距離を考えてみましょう。家の近くにある保育園は、自宅からすぐに通えるという大きなメリットがありますね。職場と家が近ければ、さらに移動にかかる時間を大幅に短縮することができます。
住まいを基準にして近い保育園を探すメリットは何でしょう。生活圏の中にある保育園に通っていると、買い物や散歩の途中にお友達家族と会う機会も増えます。子どもが大きくなって小学校に入学するときに、同じ学校に通うお友達がいると安心感もありますね。
一方で、職場の近くで保育園を探すというパパ・ママもいるでしょう。保育園が職場の近くにあると、子どもがお熱を出したり災害があって急なお迎えが必要なときにすぐに駆け付けられるというメリットがあります。その反面、仕事が休みの日に保育園行事があった場合、休みにかかわらず会社の近くまで行くことになり通園に時間がかかる点ではデメリットも。
保育園それぞれで、規模や取り組みが異なります。
特に認可外保育園は、保護者のニーズとサービスを考慮したカリキュラムを取り入れて教育方針を立案、実施しているところが多くあります。
教育に対して熱心な保育園は、外国人講師を定期的に招いて英会話を行う、本読みや字を書く練習やダンスをする時間を保育時間に組み入れているところもあります。また、運動・英会話を教育方針の柱にして、専門的なカリキュラムを組んで能力を伸ばすという方針の園もあります。
どんな風に子どもが時間を過ごして、どんな遊びをして学び取り組むかという方向性と教育方針をしっかりと確認して、大切な我が子の個性とが合致する保育園を選びましょうという。
保育園の受け入れ人数にも大きな違いがあります。認可保育園の場合は、同じ年齢の子どもたち同士でクラスを作る園が一般的です。保育士の目が届く人数に配慮して、同じ年の子同士で多くの時間を過ごすことになります。
認可外保育園では、規模の大小に大きなばらつきがあります。数人ほどを限られたスペースで預かる少人数制の保育園もありますし、全体で100人を超えるような保育園もあります。園児の年齢を横割りするのではなく、異なる年の子ども同士が遊んだり、同じ時間をすごしたりして、年上・年下の子とのかかわりもたせる保育園もあります。
保育の時間は、長ければ長いほうが保護者にとってはありがたいと感じるのではないでしょうか。認可保育園は午前7時頃から登園受け入れをし、延長保育を含めると夕方7時頃までを保育時間としているところが多いでしょう。お迎えが遅くなることが予想される場合は、その時間帯の預かり状況を確認しておくと安心です。
アンケート:50名のパパ・ママに聞いた「保育園選びで重視したポイントはどこですか?」※複数回答あり
一般的な探し方としては、まずウェブで近所の「保育園」を検索して、その保育園のサイトをチェックする、サイトは存在しない場合は電話をして見学を予約する。あるいは役所へ行き園児募集している園を探してもらい見学に行く、それを何件か繰り返す・・・といった探し方になるかと思います。しかも行ってみたら希望していた園庭が無かった、看護師さんが常駐していなかった、なんて事もあるかもしれません。
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路線や駅からの検索はもちろん、「園庭あり」「看護師あり」などの詳細条件から絞り込み検索することもできます。スマホでも簡単にお目当ての園が検索できますので、忙しパパ・ママにも一役買います!
お目当ての信頼できる保育園が見つかったら、まずは保育園の見学から始めることが一般的です。また、園庭開放といって、自由に見学できる日程も掲示しているのでチェックして行ってみましょう。
保育園を探す活動、略して「保活」。
最近は待機児童の話題が多く取り上げられます。保育園に入れないのも困るけど、当事者としては「入れるならどこでも良い」とはいかず、信頼できる保育園に子どもを預けたいですよね。立地条件やネットでの評判だけで選ぶと、入園後に「なんだか思っていたのと違う」となってしまうかも。見学すれば、保育園の雰囲気や子どもたちの様子を自分の目で確認できますし、知りたいことを直接質問するチャンスもあります。入園希望を申請する時にも、ハッキリ優先順位をつけられますよ。
保活の第一歩となる保育園の見学について、流れやチェックすべきポイントをまとめました。
【実際に見ないとわからないこと】
園児の様子や設備の様子は、実際に目で見ないとわからないですよね。必ずチェックするようにしましょう。
【事前情報がない場合に確認すべきこと】
事前に調べられるのであれば良いのですが、もし不明な場合、ぜひ確認しておきたいことは主に以下の項目です。
申込みの前に見学することで、きっと納得して保育園を選べるはず。
最長で6年も通う保育園です。ママもパパもお子さんも、みんなが安心して過ごすために、ご家族に合う保育園が見つかりますように、アンドキッズは応援いたします!